着物を普段着のように着られるようになりたい!

大学生の時に着物に憧れて、普段着のように着られるようになれたら素敵だな。と思い、個人の着付け教室の先生のお家に習いに行った時の体験談です。
それまでは浴衣を自分で着たことはあったのですが、しっかりとした着付けをするのは初めてでしたので、楽しみでわくわくしながら伺うことに。
はじめに着物の種類や、小物、帯結びの種類等紹介していただきました。その種類の多さに着物の奥深さを実感し、驚きました。あまりの奥深さに私には本格的に習うのは難しいと感じたので、とりあえずは普段着を着られるように、帯結びも基本のお太鼓結びを教えていただくことにしました。それができるようになって、もっとやりたくなったらその時にまた教えていただきたい旨をお伝えして、着付けをはじめました。
当時の私は体型が細身でしたので、お腹の周りを補正するためにタオルやコットンをたくさん巻きました。先生もたくさん付けないといけませんね。と仰られて、次のレッスンまでに私の体型にあった補正材を作ってくださいました。着付けの前にしっかりと体型を補正することも大切なことらしいです。
着付けの時に先生が仰っていたことで、とても印象に残っている言葉は、力を入れて締めないということ。力を入れてギュッと締めると苦しくなったり、痛くなったりするので、ゆっくり優しく結び目の根本を締めていくそうです。そうすると、苦しくないし、着くずれもしてこないから。と。補正から長襦袢をしっかり着つける重要性を教えていただきました。
そこまで出来るとやっと着物を着ることができます。着物を着る時は小さな歩幅でゆっくり動き、背筋を伸ばしたまま、床のものを取るときも屈んだりできません。膝だけ曲げて床のものをサッと取ります。大股で歩くと崩れてしまいますから。普段ガチャガチャ動いている私には窮屈ではありましたが、とても自分が綺麗になった気分になりました。
そして最後が帯結び。これが、私は大変でした。自分の背中に帯を結ぶのですが、1番簡単なお太鼓結びのはずなのに右と左、上と下が頭の中でぐちゃぐちゃになってしまい、結んでるうちに腕も疲れて、完成するころにはフラフラになっていました。でも、何でも練習あるのみ。新しいことを身に付ける時には困難があるものなのです。というものの、時間になりレッスンは終了。レッスンも2回目、3回目となると、着付けも早くなり、一通りできるようになりました。
10年経った今でも役に立つスキルです。やって良かった習い事でした。