初めての留袖

今回娘の結婚式に当たり、6年ぶりに着物を着付けてもらいました。私は和風の顔立ちですし、母や祖母の着物が沢山あるので、着付け教室に通って自分で着られるようになりたいと思っているのですが、パニック障害があるので、なかなか決まった日に出かけることが出来ないので、つい今日まで着付け教室には通っていませんでした。

 

また今回の結婚式で、私は母親なので留袖を着なければなりません。母が、これを機会にあなたに留袖を譲ると言われたので、買わなくて済みましたが、着付けが問題でした。
私としては、出来れば母に当日着付けてもらったのですが、写真と撮ったり、お客様にご挨拶もあるので「プロの方に着付けてもらいなさい」ということで、式場の方に予約をしました。

 

娘の成人式の時家族写真を撮った時と同じように、「具合が悪くなる恐れがあるので、緩めにお願いします」と頼みました。
式場の方は、とても慣れているので「これで大丈夫ですか?」と紐を締めるごとに聞いてくれました。手早く着付けて頂き、廊下へ出た所でお婿さんのお母様とお姉様も丁度着付けが終わった所でした。
ナント、あちらのお姉様は振り袖を自分で着付けていました。
普段から着物が好きで、よく着ているそうです。日本人として素晴らしいことですね。

 

さて、無事に写真も撮り終え、お式も終わり、今度は披露宴です。
披露宴の前におトイレに行ったのですが、それも悪かったのか、留袖の比翼仕立ての衿が2つに折ってあったのが開いてピラピラとしてきてしまいました。私の目の前に座っていた母が
「衿が崩れているから直しなさい」
と言ったのですが、取り敢えず折ってみたものの、下から引っ張らないとまたピラピラしてしまいます。

 

それこそ最後のご挨拶が待っていますから、急いで廊下へ出てスタッフの方に着付けの部屋へ案内してもらいました。
着付け部屋では「あ、緩みましたね」と言って、ナント帯もほどいて長襦袢姿になり、そこからまた着付けてくれました。お陰で衿も綺麗に整い、安心して最後まで過ごすことが出来ました。

 

私にとって、比翼仕立てで裾にフキが入っている着物を着るのは今回が初めてだったのですが、普通の着物より重い気がしました。
また、それだけに着付けも自分でするには大変だと思います。昔、私や従妹達の結婚式には親類の伯母達が皆留袖を自分で着てきましたが、何事も慣れなのでしょうね。

 

もう50代ですが、私より年上の友人の中には着付け教室に通い、今ではお出かけの時は着物を着るのを楽しんでいる人もいます。
私も普段の着物でいいから、自分で着付けられるようになりたいと思います。