大切な振袖が息を吹き返した素晴らしい着付けに日本人の美を感じました

振袖は、かつては未婚の女性の正装で、華やかな場所でよく着る機会がありました。
今では成人式ぐらいにしか着ないという女の子も多いので、成人式の振り袖は誂えずにレンタルでと考える人も少なくありません。
振袖が女の子の正装だということは今でももちろん同じなのですが、自分のための振袖を誂えてもらっていても、今ではお友達の結婚式に振袖を着る女の子はほとんどいないようですね。
残念でとてももったいないことです。
でもどんなに華やかなドレスであっても、やはり振袖の華やかさには及ばないと思わされる機会がありました。
それは知人のお嬢さんの結婚式に招待された時のことです。
今は結婚式もスマ婚が流行していて、あまりゴージャスな結婚披露宴をする人は少数派とは言われていますが、知人のお宅は最近では珍しいような老舗ホテルで行われた豪華な披露宴でした。
列席者もお父様の仕事がらみの招待客をはじめ、新郎新婦の友人を含めて150人にも上る大きな披露宴で、久しぶりに本格的な結婚式に出席した感じがしました。
そんな立派な結婚式にも関わらず、お友達の中に振袖姿はやはり一人もいなかったのですが、親族席の中にそれは可愛らしい振り袖姿のお嬢さんが3人いました。
新婦の親せきの女性たちだそうですが、それぞれに華やかな振袖を着ていて席が華やいで見えました。
そしてその中の一人がお母様から譲り受けた振袖を着ていらしたのだそうです。
古典柄の絞りの着物なのですが、帯や小物は別のものを合わせて、全く古臭い感じはなくすごく素敵に着つけてありました。
色白で日本的な雰囲気のお嬢さんにその着物はとても似合っていて、後で見せてもらった親族の集合写真の中でも特に目立っていました。
最近の振袖の着付けは、びっくりするくらいいろいろな小物を使った方法などもあるのですが、これは全く個人的な好みですが、その御嬢さんは髪形もどちらかといえばシンプルで、帯どめやバックなどにアクセントを置いた着こなしになっていて、シックとモダンがちょうどよく融合された感じの素敵な振袖姿でした。
帯の結び方も華やかで小物使いは現代的な感じがして、30年以上も前のお振袖を若い女性が再び袖を通すことでこうして息を吹き返すのだと、何とも言えない嬉しい気持ちがしました。
他の二人のお嬢さんたちは自分のお振袖だそうで、もちろんこちらも華やかでそれはそれは美しい着付けがされていました。

いまどきこんなにお振袖が勢ぞろいした結婚式が珍しいのか、招待客の方々からもずいぶん好評で、私も思わず一緒に写真を撮らせてもらいました。
新婦は輝くような白無垢に綿帽子姿で、振袖の3人の女子と一緒に撮られた写真はまるで日本の美の象徴のようでした。
ちょっと大げさですが、日本人に生まれて良かったと感じた一日でした。

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着物はいきなり着られません。準備も後片付けも大変ですが、奥が深く面白いですね。

20代の頃、会社の友人と着物の着付け教室に通いました。
きっかけは、会社の福利厚生で、着付け教室の月謝が割引になるということがあったのです。
同じ会社の友達3人で、週に1回、隣の駅前にある教室に通うことにしました。

 

私は習い事をしていて、その発表会の時は着物を着ます。
年に2〜3回のことですが、美容院でヘアーセットと着付けをお願いすると1万円は掛かりますから、着物の着付けだけでも自分でできれば良いと思っていたところ、仲の良い友達2人も着付けを習いたいというので、一緒に申し込みをしたのです。

 

着付けを習うということは、ただ着物を着る・・ということではなかったですね。

 

長襦袢の半襟付けが難しかったです。
実は今でも半襟付けが苦手。
襟をスッキリとする為には、この半襟をしわ無くキレイに付けるのがポイントです。
それなのに、これがかなかキレイにできないんですよ。

 

着付け教室では、着付けの授業に入る前に、この襟付けの授業がありました。
半襟を自分で長襦袢に付けるということは知らなかったのです。
今まで自分で付けたことが無いというよりも、襟に半襟を付けるということを知らなかったのです。
自分で付け替えるということを、教室で初めて教えていただきました。
いつも母がやっていたので、付いているのが当たり前と思っていたのですね。

 

長襦袢と着物のたたみ方が違うというのも、初めて知りました。
これをきちんと区別するのに、結構時間が掛かりました。
着物は、着るまでの道のりが遠いことに驚きです。

 

着物の格についての授業は面白かったですね。
格に合わせて帯や小物を決めるので難しかったですが、同時に楽しかったです。

 

着付け教室は色々な先生がいらっしゃいますが、私達の担任は粋な着物美人の先生です。
着物姿が美しくて、この先生のように着付けがしたいと友達と話していました。

 

私としては、振袖を着る時は友達の結婚式くらいなので、普段に着る小紋等の着付けを中心に教えていただきたかったのですが、無理でしたね。
授業のカリキュラムは、振袖や訪問着、小紋を自分で着る方法の他、他の人に着せる練習もあったのです。
手結びの他、この教室独自の小物を使っての着付けも授業にありました。

 

どの授業も内容が違うので、1回でも休むとその日の授業が一切わからなくなり大変でしたが、飽きる事もないので面白かったです。

 

半年ほどで授業は終了。
次のグレードアップした教室もありましたが、私は自分で取りあえず着物を自分で着られれば良いという目標でした。
ですから、私は終了しましたが、友人2人は着付けの面白さに目覚めたらしく、しばらく続けていましたね。

 

確かに着物は奥が深いです。